インナーの話 完

インナーの作用の一つに疲れにくくなる事があります。
筋肉の赤筋繊維にはミトコンドリアが多く、エネルギー
産成能力が豊富な為疲れにくく、回復しやすくなります。
基礎代謝は赤筋繊維中のミトコンドリアの量で決まる

と言っても過言ではないでしょう。

次にインナーの作用に酸素摂取量が上がる事もあります。
デスクワーク等で姿勢が悪いと酸素摂取量が減ります。
1回の呼吸量が50cc減るだけで1日の酸素摂取量は
250リットルも減ります。
すると脳に行く 酸素の量が減り、思考能力の低下、
脂肪燃焼量の低下、内蔵の不活性が起こる可能性があります。
学生時代の姿勢保持筋力の強化(インナーマッスル強化)は
学習能力の向上に繋がると思われます。
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インナーマッスルを自分で鍛える方法
赤筋は伸ばされることで強化され、バランスをとるような動作、

支える動作で使われます。ヨガ ピラティス 太極拳 ラジオ体操等が

有効ですが数年かかると言われています。

こんな症状があったら注意

30分歩けるが30分立っていられない
座りっぱなしが辛い
疲れやすい
体の表面の筋肉が硬い
足が上がらない、よくつまずく
猫背
腰がいたい、肩がこっている

治療後痛みがすぐ戻る

如何でしたか?羽田野先生の講習での話を皆さんにお伝えさせて頂いたつもりですが

上手く伝わっているでしょうか?

インナーマッスルは普段、無意識に働いている筋肉で、これが弱くなると

身体が歪み様々な身体の痛みや不調の原因のもとになります。

身体を支える筋肉ですが、健康を支えていると言っても良いのではないでしょうか。