インナーの話4

インナーの作用には柔軟性の強化があります。
アウター(白筋)は鍛えると縮むのに対しインナー(赤筋)は鍛えると柔軟性が増します。
インナー(赤筋)は成長が止まるまで自発的に増え成長が止まった時点で終了です。
なので成長期のインナーマッスルトレーニングが一番大事です。
そして、椅子の背もたれを常用したりで赤筋を使わないでいると年に1%ずつ減っていくと言われています。
物にもたれず姿勢を正しくしているのはインナーを使う、働かせていることなので一度しっかりインナーを
付けた後は背もたれを使わず姿勢に気を付けてインナーを使うように気を付けていれば落ちないと言われています。
インナーの作用には姿勢保持もあります。
椅子に座っている際にインナー(腸腰筋)で座っている人はアウター(背筋群)には力が入っていない為
椎間板内圧が低く、逆にアウター(背筋群)で座っている人は椎間板内圧が高くヘルニアになりやすいです。
つまり無意識に立っている、座っている際にインナーを使えている人はアウター(外側の筋肉)を休ませておけるため
使う際には最大限の力を出せるし、使わないときは柔らかい状態を保っておけるため肩こりや腰痛にもなりづらいです。